加齢臭・わきがを強くする食生活とは

皆さん普段の食事はどのようなものをとっているでしょうか?最近では欧米の食文化が浸透してきて、肉などの動物性脂肪が多い食事を取っている至り、糖質を多く摂っている方が多くなってきています。そんな欧米の食文化は、「無臭の人種」であった日本人の体質を大きく変化させているってご存知ですか?

なんで食事や食生活で体臭が変わるの?

体臭の原因に必ずといっていいほど関わってくるものを皆さんはご存知でしょうか。そう、「皮脂」です。この皮脂は皮膚の状態を整えたり外部からの刺激を軽減させてくれたりと体に必要なものなのですが、皮脂は皮膚の常在菌のエサになるものです。皮脂の量が増えると、それだけ常在菌に分解されたときの臭いの量も多くなるんです。そんな皮脂の量は食生活によって変化してしまいます。

皮脂の成分は中性脂肪です。私たちの肌は中性脂肪によって守られているということになるのですが、この皮脂の分泌は普段の食生活によって大きく左右されます。
中性脂肪を蓄える原因となるのは糖質の過剰摂取です。私たちの体は食べることによってエネルギーを補給しますが、食べる食品に糖質が多くなってしまうと消費しきれなくなった糖質は皮下脂肪やコレステロールなどの中性脂肪として体に蓄えられます。ただ蓄えられるだけだと皮脂の分泌に大きく影響するというわけではないのですが、糖質と共に肉や乳製品などの動物性脂肪や動物性たんぱく質を一緒に摂取していると、皮脂の分泌量がとても多くなってしまいます。

皮脂の過剰分泌を抑えるためには糖質を制限することと、皮脂腺を発達・刺激してしまう動物性脂肪や動物性たんぱく質を制限する必要があります。

野菜不足は体臭をきつくさせる

野菜というと括りが大きくなってしまいますが、皮脂を抑えるために必要な栄養成分があります。それは「ビタミンB群」です。ビタミンB群は体内で生成することの出来ない栄養素なのですが、このビタミンB群は皮脂の分泌を抑える働きがあります。

ビタミンB群のもうひとつの大きな働きは糖質を代謝として消費させることです。ビタミンB群の特徴として、「体内での生成が出来ない」「体内に蓄えて置けない」というものがあります。つまり、糖質と動物性脂肪・動物性たんぱく質ばかり摂取してビタミンB群の摂取が少ない人(野菜不足の人)は、皮脂を押さえてくれるビタミンB群を糖質を代謝として消費することにほとんどを使ってしまうので皮脂の分泌を制限できないんです。

また、皮脂だけでなく中性脂肪を多く蓄えていると加齢臭の原因になるノネナールの生成が活発になり加齢臭がきつくなります。ワキガも、アポクリン腺に含まれる脂質やアンモニア、糖質等の成分が濃くなるので分解されたときのワキガ臭が強くなります。

肉や乳製品を食べてはいけないということではなく、適度に摂取してバランスよく野菜等と一緒に摂取するよう心がけましょう。

わきがを食生活で軽くするには

わきがを食生活で軽くするには、肉を食べる量を減らすことと、野菜を取ること。
この2つが大切です。

わきがが食生活で軽くなるのは、わきがの原因である汗の質を解決できるからと、汗の量を減らすことができるから。

わきがの原因であるアポクリン汗腺から出る汗にはミネラルや脂質、たんぱく質や糖などの様々な成分が含まれていますが、これらの成分は濃度が高くなればなるほどわきがのにおいをきつくします。

しかし、栄養バランスのとれた食生活を送ることでアポクリン汗腺に含まれる汗の成分濃度を抑えることができるのです。

また、汗が出る量を減らすのには体内の脂肪の量と活性酸素量が関係してきます。
体内に蓄える脂肪の量が多かったり、発生する活性酸素の量が多くなると、汗腺を活発に刺激することになります。
わきがのもととなる汗が沢山出てきてしまえばわきががきつくなるのも当然の話ですよね。

そこで大切なのが、体内の活性酸素の生成を抑え、蓄えた脂肪を減らしていけるような食生活です。
となるとやはり大切なのは、適度にバランスのとれた食事が欠かせません。

野菜からビタミンを採って、適度に動物性脂質やたんぱく質、ミネラルや食物繊維を摂取する食生活を意識するだけでわきがが軽くなることが期待できます。

わきがを軽くしたいなら動物性脂質を減らして野菜を増やした食事。
脂肪を蓄えない、活性酸素を過剰に作らない食生活を行うことが大切です。